【投資の基本】今さら聞けない「積立NISA」とは?

NISA

積み立てNISA のすべて

SNSやニュースで「NISA(ニーサ)」という言葉を聞いたことがある人は多いだろう。
特にこれから資産形成を始めようとする若手世代にとって、これは避けては通れない制度である。若ければ若いほど、時間をかければかけるほど有利になる制度だからだ。
しかし、「なんとなく良さそう」というだけで始めてしまうのは危険である。
今回は、投資の基本中の基本である「積立NISA(現在の新NISA・つみたて投資枠)」について、その仕組みとメリット・デメリットを解説する。


1、積立NISAとは?
2、積立NISAのメリットとは?
3、積立NISAのデメリットとは?
4、複利の力
次章ー積立NISAのより具体的な話ー


1.積立NISAとは?

結論から言おう。
積立NISAとは「税金のかからない魔法の箱」である。通常、株や投資信託で利益が出ると、約20%の税金が引かれる。
例えば、10万円の利益が出ても手元に残るのは8万円。この「消えた2万円」は非常に大きい。
しかし、NISAという「箱(口座)」の中で買った商品であれば、この税金がゼロになる。10万円の利益は、そのまま10万円として自分の財布に入るのである。
これが、国が用意した最強の節税制度と言われる所以だ。


2、積立NISAのメリットとは?


3.積立NISAのデメリット


1.短期間で大きく稼ぐことはできない
積立NISAは、10年、20年という時間をかけて資産を育てるいわゆる「農耕型」の投資である。
デイトレードや仮想通貨のように、数日や数ヶ月で資産が倍になるような爆発力はない。地味で退屈な投資になりがちであるため、刺激を求めるトレーダー気質の人には物足りなさを感じるかもしれない。このつまらなさがNISA一番の障壁であると言ってもいいだろう。

2.元本割れのリスクはゼロではない
国が推奨しているとはいえ、投資である以上、元本割れのリスクは常にある。
「絶対に増える」わけではないという事実は、常に肝に銘じておくべきである。


4.複利の力

まず複利とはなんだろうか。
複利とは「お金が勝手にお金を産む」システムだと言っていいだろう。

投資の利益の受け取り方には、大きく分けて「単利(たんり)」と「複利(ふくり)」の2種類が存在する。

この2つの違いを理解することが、富裕層への第一歩である。

単利=親だけが稼ぐ
単利とは、最初の元本(親)に対してのみ利益がつく計算方法である。
例えば、100万円を年利5%で運用した場合、毎年5万円の利益が入る。
1年目も5万円、10年目も5万円。あくまで「元本」に対してのみ利息がつく。

複利=親も子供も稼ぐ
一方、複利は「出た利益を元本にプラスして、次の運用に回す」方法である。

1年目で得た5万円を再投資し、2年目は「105万円」に対して5%の利益がつく。

つまり、生まれた子供(利息)が成長して、さらに孫(利息の利息)を連れてくる。
これを繰り返すことで、資産は「雪だるま式」に膨れ上がっていくのである。
上のグラフを見れば一目瞭然だが、最初は僅かな差しかない。
しかし、時間が経てば経つほど、その差は埋めようがないほど巨大なものとなる。これが「複利の力」である。



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