前回の記事の最後で、私は自分のNISA運用益が「+14.7%」であると公開した。
「なんだ、たったそれだけか」と鼻で笑った人もいるかもしれない。暗号資産(仮想通貨)のように一晩で2倍、3倍になる世界を知っているなら尚更だろう。
しかし、断言する。この数字は異常である。
今回は、この数字が持つ本当の意味と、NISAという箱の中に入れるべき「中身(投資信託)」の種類について具体的に解説する。
目次
1. 「年利14.7%」はなぜ異常なのか?
2. NISAの箱に入れる「中身」の種類
3. 王道①:世界をまるごと買う「オルカン」
4. 王道②:最強国家に賭ける「S&P500」
5. その他の選択肢と「罠」について
1. 「年利14.7%」はなぜ異常なのか?
まず、この数字の凄さを理解するために、我々が普段お金を預けている「銀行」と比較してみよう。
現在、大手メガバンクの普通預金金利はおおよそ「0.001%」程度である(※金利変動あり)。
仮に100万円を銀行に預けたとしよう。1年後に増えている金額は、たったの「10円」である。ATMの手数料を一回払えばマイナスになるレベルだ。
一方、NISAで運用して「14.7%」増えた場合、100万円は1年後に「114万7,000円」になる。
その差は実に1万4,700倍である。
もちろん、投資にはリスクがあるため毎年必ずプラスになるわけではない。しかし、資本主義経済の平均的な成長率は、ならしてみれば年利5〜7%と言われている。
銀行に眠らせて「死に金」にするか、NISAで「働き金」にするか。この差が、20年後に取り返しのつかない格差となって現れるのは火を見るより明らかである。
2. NISAの箱に入れる「中身」の種類
では、具体的に何を買えばいいのか。
NISAはあくまで「税金がかからない箱」であり、重要なのはその中にどの「商品(投資信託)」を入れるかである。
金融庁が厳選したとはいえ、数多くの商品が存在する。しかし、初心者が検討すべきは大きく分けて以下の2つのタイプ(インデックスファンド)だけでいい。
1. 全世界株式型(通称:オルカン)
2. 米国株式型(通称:S&P500など)
他にも「日本株型」や「バランス型(債券含む)」などがあるが、資産を最大化したい若年層にとって、現時点での最適解はこの2強に絞られる。それぞれの特徴を見ていこう。
3. 王道①:世界をまるごと買う「オルカン」
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)などがこれに当たる。
これ一本を買うだけで、アメリカ、日本、ヨーロッパ、そして新興国まで、世界中の約50の国と地域の企業に分散投資ができる。
• 特徴: 「地球の経済成長」に賭ける商品。
• メリット: どこかの国が没落しても、他の国がカバーしてくれるためリスク分散が効く。究極の「ほったらかし」が可能。
• デメリット: アメリカ一強の時代においては、米国株単体よりもリターンがやや劣る場合がある。
「どの国が勝つかわからないから、全部買っておこう」という、最も理にかなった負けない戦略である。
4. 王道②:最強国家に賭ける「S&P500」
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)などがこれに当たる。
Google、Apple、Amazonなど、世界を牛耳るアメリカのトップ500社に集中投資をする商品だ。
• 特徴: 「アメリカ経済の強さ」にフルベットする商品。
• メリット: 過去の実績を見れば、世界株よりもリターンが高い。世界最強の企業群に投資できる。
• デメリット: もしアメリカ経済が崩壊すれば、資産も共倒れになる(分散が効いていない)。
「今後もアメリカが世界一であり続ける」と信じるなら、こちらの方が資産が増えるスピードは速い。
5. その他の選択肢と「罠」について
上記2つ以外にも商品はあるが、注意すべき点がある。
• アクティブファンドの罠
プロのファンドマネージャーが銘柄を選定し、市場平均以上を目指す商品。聞こえはいいが、手数料(信託報酬)が高く、長期的にはインデックスファンド(オルカンやS&P500)に負けることが多い。初心者は手を出さなくていい。
• バランス型(債券重視)
株式だけでなく、国債なども含めた商品。リスクは低いが、その分リターンも低い。少し守りに入りすぎていると言える。
結局オルカンやS&P500どっちがいいの?
下記のリンクから私が出した結論にアクセスできるので読んでみてほしい
あなたの資産形成にきっと役立つはずだ。
https://note.com/kogeika_stock20/n/n8bdb531e2576
次の記事では具体的な新nisaの仕組みと複利の破壊力ついて書いていく

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